【マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)と他のマウスピースを利用した矯正との違いは?】
2020年12月21日
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)での矯正治療を検討している方の中には、
「マウスピースを使った矯正はたくさん種類があって違いがわからない…」
と感じている方が多くいらっしゃると思います。
そこで本記事では、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)と他のマウスピースによる矯正との違いをお伝えさせていただきます。
1.マウスピースを利用した矯正の種類
歯列矯正にマウスピース(アライナー)を利用した矯正は様々な種類があります。以下に代表的な治療方法をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
・ マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)
・ クリアアライナー
・ アソアライナー
・ イークライナー
・ アクアシステム
・ DEN マウスピース
・ エシックス
このように、歯列矯正にマウスピース(アライナー)を利用した矯正は様々な種類があり、治療を検討されているかたはこちらの中から治療方法を検討する必要があります。
2.他のマウスピースを利用した矯正との違い
では、当院で採用している治療方法である「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライ ン完成物薬機法対象外)」と他のマウスピースを利用した矯正では、何が違うのでしょうか。
2-1.治療頻度
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)は治療精度が高い治療法であるといえます。なぜなら、世界中の臨床データに基づいた歯列矯正のシミュレーションに沿って治療を進めていくためです。
一方で、他の治療方法は歯科医師が都度マウスピースを作成する手法もあるため、歯科医師の実力によって精度が左右されます。
2-2.通院回数
2 点目の違いは、通院回数です。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)は通院回数が少ない治療法です。先ほどもご説明した、歯列矯正のシミュレーションに基づき、1 度に治療で使うマウスピースの全てを作成するためです。通院の目安としては、矯正の進捗確認のため、2~3 か月に 1 度程度の通院が必要になります。
それに対して、他の治療方法は通院回数が多くなるケースがあります。なぜなら、矯正の進捗に合わせて都度マウスピースを作成するためです。そのため、マウスピースの交換のたびに通院する必要があり、目安としては。最低でも月に 1 度の通院は必要になります。
2-3.治療開始までの時間
3 点目の違いは、治療開始までの時間です。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)は治療開始までに時間がかかる治療法です。理由としては、シミュレーションによって算出したマウスピースの製造をアメリカで行っているという点が挙げられます。具体的には、治療開始までに 1 か月程度の時間がかかります。
これに対して、他の治療方法は導入に時間がかからずすぐに治療を開始できる治療法もあります。マウスピースの製造を国内で行っている場合です。その場合は、1~2 週間程度で治療を開始することが可能です。
2-4.治療中の柔軟な対応
4 点目の違いは、治療中の柔軟な対応です。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)は治療中に柔軟な対応をするのが困難な可能性が高い治療法であるといえます。なぜなら、矯正に利用するマウスピースを最初に全て作成してしまうためです。そのため、虫歯など他の治療によって歯列に変化が生じた場合は、全てのマウスピースを再度作成することになります。
一方、他の治療方法は治療中のアクシデントに柔軟対応できる治療法もあります。なぜなら、マウスピースを交換するたびに採寸しなおし新しいマウスピースを作成しているためです。従って、治療中にアクシデントが生じてもそのたびにその状況にあったマウスピースを作り直すことが出来ます。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置 (製品名:インビザライン完成物薬機法対象外) |
他のマウスピースを利用した治療方法 | |
---|---|---|
治療精度 | 高い治療精度を実現 | 歯科医師の実力によって左右される |
通院回数 | 少ない | 多い場合がある |
治療開始までの時間 | 導入に時間がかかる | 導入に時間がかからない |
治療中の柔軟な対応 | 柔軟に対応するのは難しい | 柔軟に対応しやすい |
3.まとめ
今回は、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)と他のマウスピースを利用した矯正方法との違いについてお伝えいたしました。
違いは、「治療頻度」「通院回数」「治療開始までの時間」「治療中の柔軟な対応」という4 点にあるといえます。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)の場合、矯正精度の高さや通院が少なく取り組みやすい治療方法である一方、時間がかかる・柔軟な対応が困難などといった課題もあります。
また、デメリットとしては「長時間の装着が必要である」「紛失する可能性がある」「症状によっては矯正できない」という 3 点があげられました。
いかがでしたでしょうか。
まとめとして、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン完成物薬機法対象外)は導入・治療中に課題があるものの、高い歯列矯正効果がある治療法ということがいえます。
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